ラジコンの4輪で測定できるハカリ「X WEIGHT GAUGE」を買ってみた感想

ラジコンの4輪で測定できるハカリ「X WEIGHT GAUGE Air」を買ってみた感想

クローラーラジコン きほんのき

これまでは一般的なキッチンスケールやスーツケース用の吊り下げ式ハカリで重さを測っていたのですが、もっと手早く手軽に測定できるようにしたいと思って、ラジコン専用のハカリを買ってみました。

特に前後のウエイト比を出す時に煩わしさを感じていて、片側ずつ重さを測って、その後に比率計算機のサイトで計算してというのが手間だなぁって感じていたので、このあたりが解決できればうれしいです。

G-FORCE X WEIGHT GAUGE(クロスウエイトゲージ)

今回購入したのはG-FORCEから販売されているX WEIGHT GAUGE(クロスウエイトゲージ) Air
Bluetoothでスマホに接続して専用アプリで計測できる優れものです。
説明書に載っていない設定時の補足と使ってみた感想を記事にしました。

初期設定に必要なもの

説明書を読んで初めてわかったのですが、初期設定をする際にキャリブレーションがあり、2kgの重りが必要になります。
手元にない場合は2kgの分銅も売られているので、こういったものも利用できます。

初期設定方法

専用アプリの「GF Device Link」をダウンロードして、本体に付属の電池を入れます。
本体の電源をオンにしてアプリを立ち上げ、ペアリングを行います。

ペアリング

「X WEIGHT GAUGE Air」を選択すると自動でユニットを検知してペアリングされます。

ユニットの割当

次に各ユニットに場所を割り当てていきます。
アプリ上でユニットを選ぶと本体のランプが点滅するので、該当のユニットがどれか判別できます。
場所を割り当てたら付属のシールを貼ります。
これをひとつずつ設定していきます。

割り当てが終わったら、次はキャリブレーションを行います。
ここで用意しておいた2kgの重りを使います。
やり方は説明書にあるので、ここでは割愛します。

念の為に動作確認

これで説明書に書いてある準備は完了なのですが、初期不良がないか念の為のテストをおすすめします。
同じ重りを単体のユニットに乗せて、全部のユニットで同じ重さを示すか確認しておきます。
自分のところに最初に届いた個体は初期不良が混ざっていて、ひとつだけ正しい数値が出ませんでした(メーカーに連絡したらすぐ交換してもらえました)

X WEIGHT GAUGE Airを使ってみた感想

Bluetooth接続がコンパクトで快適

余計なケーブルがないし本体ユニットが小さいのが良いですね。
デザインもミニマルでかっこいいです。
スイッチを4つ入れなくてはならない面倒さはあるけれど、それ以上に恩恵があります。

アプリの操作性

アプリストアの評価が微妙だったけれど、特に不都合は感じませんでした。
測定結果をスクショしてSNSやブログに使いやすいのが快適です。

あえて改善点を挙げるならば、測定値が決まったところで数値を止める仕様だといいです。
僅かな振動の影響なのか、数値が微妙に上下してしまうのが気になりました。

まとめ

結論から言うと、買ってよかったと感じています。
ミニクローラーであれば以前のやり方でも測定できないことはないけれど、1/10スケールになってくると専用のハカリがないと厳しいんじゃないかと思います。
とはいえ、安い買い物ではないので吟味して検討してみてください。

残る課題は、どうやって保管しておくかです。
ハカリなので余計な負荷がかからないように保管したいけれど、丁度いいケースが見つかるかな。
現状では元箱に入れて保管しています。