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TRX4MにFLUB RCの3Dプリントインナーを装着してみる

TRX4MにFLUB RCの3Dプリントインナーを装着してみる

足回りのカスタム(TRX4M)

FLUB RCの3Dプリントタイヤインナーがずっと気になっていたのですが、ちょうど初回購入キャンペーンをやっていたので注文してみました。
3Dプリント製ははじめて使うのですが、これまで使っていたINJORAのシリコンインナーとどのくらいの差があるのか楽しみです。

フロント:SlymeBallz

SlymeBallzは一般的なタイヤインナーと同じように装着することができます。
回転方向が決まっているので間違えないように注意すれば他に難しいことはありません。

SlymeBallzの注文方法

SlymeBallzは細かくサイズ設定がされているので、自分が使っているタイヤとホイールに合わせて注文します。

  1. 外径を選ぶ(対応表が公式サイトにあります)
  2. 幅を選ぶ(対応表が公式サイトにあります)
  3. 内径(Ring Type)を選ぶ(使っているホイールのインナーリングの外径)

「Ring Typeって何?」という感じだったのですが、問い合わせてみたら内径のことでした。
1.0″ホイールは、ホイールによってインナーリングの外径が違うので、SとTの2種類が用意されています。
SlymeBallzは4本分が1セットです。

リア:F-Cupz

リアもSlymeBallzでもよかったのですが、インスタでF-Cupzをリアに使うとキャンバーに強くなるというのを見たことがあったので試してみることにしました。
いくつか外径のサイズがあるので、自分のタイヤの外径に対してどのくらい柔らかくしたいかで選びます(公式サイトに説明があります)

このようにスポンジインナーを挟み込むように装着して、横方向の力に対して強くするというパーツです。

ホイールのインナーリングの幅に合わせてF-Cupzを溝に沿ってカットします。

装着する時にコツがありますが、コツがわかれば難しいことはありません。

SlymeBallzとF-Cupzを装着した感想

フロント側はシリコンインナーと比べて明らかに潰れやすくなっているけれど、3Dプリントインナー独特なコシがあります。
横方向に潰れすぎることがないので安定しそうです。
専用品だけあってフィット感もバッチリです。

F-Cupzは、縦方向にスポンジインナーの柔らかさがあるけれど、横方向は潰れにくくなっているのが触っただけでわかります。

インドアテストコースで走らせてみたら、タイヤの食いつきもキャンバーの安定も実感できました。
フィールドで走らせた時にどのくらい変わるのかが楽しみです。
この前加工したシリコンインナーも悪くなかったけど、こんなに違うならば早く交換すればよかった。

FLUB RCのインナーは受注生産で発送までに2〜3週間、そこから日本までの配送を考えると1ヶ月以上は時間がかかることを予定していた方がいいです。
もっと手軽にスモールクローラー用の3Dプリントインナーが手に入るといいんですが。

送料もそこそこするので日本から注文すると高級な部類のタイヤインナーではありますが、交換する価値はあるパーツだと思います。
アメリカで本格的にコンペ出場を目標としている人達は使っている人が多いです。

続編