TRX4MをKV値の違うブラシレスモーターに交換して比較してみる
以前から使っているFuritekのブラシレスモーターは特に不満なかったのですが、WPL C24 Modsをブラシレスモーター化したいのでTRX4Mのモーターを交換してFuritekのモーターを移植することにしました。
せっかくなのでKV値が違うモーターにしてみて、その違いを比較してみようと思います。
今回交換するモーター & ESC
今回買ったのは以前にTRX4Mにおすすめのブラシレスモーターの記事でも書いたMOFO RCのモーターとESCです。
KV値は2つありますが、1900KVの方にしました。
バッテリーの配線がBECじゃなかったので、Furitekの2PIN JST-PH 変換ケーブルも使いました。
大きさの比較
FuritekのUNITY PROと比べると大きさの違いがすごいですね。
実際に測ってみると直径16mm、高さ25mmとかなりの小型サイズです。
実際に装着してみるとこのくらい変わります。
一気にスカスカ感がでましたね。
重さの比較
モーターとESCを合わせた重さは23.9gで、UNITY PROと比較すると4gくらいの軽量化ができます。
1枚目が交換前、2枚目が交換後です。
全体としては4gくらいの軽量化ですが、ウエイトの前後バランスを見ると1%ですがフロント重心に変わりました。
これはいい傾向ですね。
KV値の違いによる比較
実際に走らせてみた肌感ではありますが、2つのモーターを比較してみます。
今回交換したMOFOのモーターは1900KV、以前のFuritekのモーターは3500KVです。
そもそもKV値とは?
KV値(RPM/V) は、モーターが1ボルトあたり何回転するかを表す数値です。
値が小さいほどトルク重視で、大きいほどスピード重視と言われています。
走らせてみた感想
先にも書いたようにUNITY PROに不満はありませんでした。
低速コントロールもできるし、スロットルを開けた時のパワーも申し分なしです。
ESCのおかげか「スピード重視」という印象はありません。
今回モーターを交換してみて思ったのは、KV値が小さいと更に低速コントロールが繊細にできるってことでした。
動き出しからフルスロットルまで滑らかに加速する印象がFuritekに比べて強い気がします。
とはいえ、スロットルを一気に開けた時のパワーは申し分ないので、スキッドプレートがスタックした時とかに抜け出すのも問題ありません。
ESCとの組み合わせであったり、走らせ方や好みによって選ぶのが正解だとは思いますが、ひとつの参考になればと思います。
個人的にはKV値が小さいモーターの方が扱いやすく感じます。