ミニッツ4×4の駆動系をブラスボールに交換
この前、右前のダンパーについているボールがほとんど動いていないことをたまたま見つけてしまったんです、、
見なかったことにしようかとも考えたんですが、やっぱり気になるのでブラスボールに交換することにしました。
一見すると難しそうだけど、初めてでも交換できるくらいの難易度なので、やり方の記録を残しておきます。
後ほど詳しく書きますが、交換した恩恵は大きかったのでおすすめです。
使ったパーツ・工具
- 京商 4.8ブラスボール(12入) MXW007
- 六角レンチ 0.9mmと1.5mm(パーツに付属してます)
- ラジオペンチ
- プラスドライバー(ホイール外す用)
交換する箇所
ボールを交換するのは、上の写真で赤く囲った前後のダンパー上部、リンクロッド(リンクロッドとは?)の両端になります。
ボールの外し方のコツ
全部の箇所で共通になりますが、ボールの外し方には少しコツがいります。
ボールの穴に1.5mmの六角レンチを差し込み、反対の手で外す側のパーツを押さえながらクリっとほじくるように(回転させる)と外れます。
2〜3個やると感覚がつかめると思います。
ブラスボールを入れるのは指で真っ直ぐはめ込めばOKです。
ダンパーのボールを交換する作業手順
特に順番はありませんが、簡単そうなダンパーから取り掛かりました。
ダンパーの取り外し
4本のタイヤを外したら、ダンパー上部のネジを外します。
下側はそのままで大丈夫です。
ブラスボールに交換
先ほど書いた要領でボールを外します。
ブラスボールを指で押し込んで、ネジを止め直したら1本完成です。
これを4本やります。
リンクロッドのボールを交換する作業手順
説明書の注意書きにも書いてありますが、リンクロッドは1本ずつ外して作業を行う方が良いです。
ここではリア側のリンクロッドで説明していきます。
フロント側もやりかたは同じです。
後ろ側のリンクロッドの取り外し
赤丸のところのネジを0.9mmの六角レンチで緩めます。
回し始めが固いので、ネジをなめらないように注意して作業します。
この時にネジを全部抜いてしまうのではなく、リンクロッドが外れるギリギリのところで止めておくと戻す時に楽です。
リンクロッドの後ろ側を取り付ける
ブラスボールに交換したら、ボールの穴の位置を合わせながらリンクロッドを元の位置に戻します。
リンクロッドを固定する箇所の両端をラジオペンチで押さえながらネジを締めていきます(締めすぎ注意だそうです)
前側のシャフトをフリーにする
リンクロッドに通っているシャフトが固定されていますので、1.5mmの六角レンチでセットスクリューを外します。
シャフトの取り外し
横から1.5mmの六角レンチで押してシャフトを外します。
この時も全部抜いてしまわずに、リンクロッドが外れる位置で止めておきます。
シャフトの取り付け
ボールを交換したら元の位置に戻し、シャフトを取り付けます。
ボールの位置を合わせておくのに六角レンチを刺しておくと位置がずれなくて作業がしやすかったです。
このまま反対側からシャフトを押し込むと六角レンチも一緒に押されて外れます。
シャフトの固定
反対側もボールを交換したら、シャフトを固定します。
これで後ろ側が完了です。
フロントのリンクロッドの取り外しとボール交換
外し方と取り付け方はリア側と同じなので、ここでは説明を割愛します。
前後のリンクロッド4本のボールを交換したら、タイヤを戻して完成です。
ブラスボールに交換した効果
走らせてみると、段差を乗り越える時がすごくスムーズになりました。
飛び跳ねることが少なくなって、路面を捉えている感じがあります。
走破性が上がったおもしろい!!
前々から気になっていたノーマルダンパーのぽよんぽよんした感じも軽減されています。
予想ですが、ノーマルダンパーが一概に悪いというわけではなく、性能が使い切れていない印象です。
まとめ
普段は見えない場所だし地味なパーツだけど、1,000円くらいでこの恩恵が受けれるのはコストパフォーマンス抜群です。
ノーマルダンパー & ノーマルタイヤでも走りが変わるので、効果をより実感できるように早い段階での交換をおすすめします。
気になっていた右前のダンパーのボールですが、外す時に他の箇所より固くて、外してみるとバリ?のようなものが残っていました。
ダンパー側は問題なかったみたいで、ブラスボールに交換してからはすごく快適です。
ブラスボールに交換後の動画はこちらの記事に載せています。