ミニッツ4x4はINJORA ESCとノーマルモーターで社外サーボに交換可能

ミニッツ4×4はINJORA ESCとノーマルモーターで社外サーボに交換可能

INJORAのESCがミニッツ4×4のノーマルモーターでも使えると教えてもらったので、ブラシレスモーターとどのくらいの違いが出るかテストしてみました。
このカスタムができれば、社外サーボに交換する予算的ハードルを大きく下げることができます。

使ったパーツ

ミニッツ4×4は独自設計のパーツが使われているので、このカスタムを試すならば、社外品の受送信機へ交換とリポバッテリー化、それに伴うノーマルフレームの加工またはフレーム交換が必須となります。

ノーマルモーターの配線変更

ミニッツ4x4 ノーマルモーターの配線変更

INJORA ESCにモーターを接続するためには、ミニッツノーマルモーターの配線を変更する必要があります。
ESCに付属していた予備のモーター用変換ケーブルを加工してノーマルモーターと接続しました。
シンプルにケーブルを切って、ハンダ付けで繋いだだけです。

INJORA ESC + ノーマルモーターに交換した効果

ミニッツ4×4のノーマルESCよりもハイパワーなので、ある程度の傾斜もグイグイと登れてしまいます。
中〜高速は顕著にパワーの差が感じられると思います。
但し、超低速走行についてはブラシレスモーターに軍配です。
あの独特なトルク走行はブラシモーターでは難しいですね。

他のメリットとしては、ミニッツ4×4には搭載されていないドラッグブレーキが効くようになることです。
Furitek ESCのドラッグブレーキほど強いものではありませんが、ノーマル状態と比べると差は大きいです。

このカスタムの最大のメリットとして考えられるのは、「社外サーボを使いたいけれど、ブラシレスモーターまでは必要としないし、安くカスタムしたい場合」なのかなと思いました。
Furitekのブラシレスシステムを入れるとなるとモーターとESCで15,000円くらいのパーツ代 + 海外送料がかかりますが、INJORAのESCならば3,000円代で買えてしまいます。

ミニッツ4×4の「曲がらない問題」でお困りの方は、検討材料のひとつとしておすすめです。
但し、カスタムの難易度は低くありませんので、ある程度の知識を必要とします。