FCX24にリアストローク延長パーツ(ストロークエクステンションリンク風)を装着
前から気になっていたリアストロークを延長するパーツを購入してみました。
Power Wagonの足上げは悪くないのですが、テレインを走行していて三輪になってしまう場面が減らせないかというのが狙いです。
タミヤ CC01のストロークエクステンションリンクと同じ働きをするパーツで、HIGH LUXURY HUNTERさんという方がオークションなどで販売しています。
3Dプリンターで出力されたパーツで、シャーシとダンパーの間に装着します。
装着方法については公式動画がわかりやすいので貼っておきます。
リアストローク延長パーツを装着した効果
装着するとリアダンパーがノーマル状態よりもかなり前傾になるので、これだけでもストローク量が稼げますね。
さらに下方向にも伸びる仕組みになっているので四輪が接地する範囲が広がります。
実際に足上げテストしてみた結果はこんな感じです。
1枚目が装着前、2枚目が装着後です。
だいたい指1本分くらい足上げが高くなりました。
角度をつけたスタッカブルテレインでテストをしてみると、三輪接地になってしまって苦戦していたラインや登れなかったラインがクリアできるようになりました。
この前シェイクダウンに使った公園にも行ってみたのですが、前回よりもクリアできるラインが増えた実感がありました。
完全に延長パーツが伸び切る場面はほとんどありませんが、ダンパーの可動域が少し広がるだけで走破性が変わる印象です。
その一方で、コンパネ坂で最大登坂角をテストしてみると、リアダンパーがフリーになったことでトルクツイストが起こりやすくなってしまい、最大登坂角は以前の53度から2度下がって51度でした。
全部いいとこ取りというわけにはいかないですね。
このPower Wagonのカスタムの方向性から考えるとこのパーツは有効だと思うので、しばらくはこのセッティングで様子を見てみることにします。