SCX24の駆動系の組付けとキャリアベアリングのセッティング
今回使うことにしたGEETKEEPERシャーシはキャリアベアリングセッティングなので、通常のドライブシャフト2本構成ではなく、リア側が2本の全3本で駆動系を構成します。
使用するリンクも独自規格で一般的に販売されているセットでは適合しないので、現物合わせで駆動系を組み付けていきます。
モーターマウントとモーターの取り付け
- MOFO RC Slow Motion Pancake, “SMP” Brushless Pancake motor / Aluminum mount
- MEUS RACING Aluminum Assembled Transmission Complete Gearbox
MEUSのギアボックスにはブラシモーター用のモーターマウントが装着されているので、MOFOのブラシレスモーターとセットで購入したマウントに交換します。
スパーギアを外し、上の画像の赤丸で囲った4本のネジを外すとモーターマウントを取り外せます。
ブラシレス用マウントに交換して、先程の逆の手順で戻します。
モータはスパーギア側から差し込み、ギアの噛み合わせ具合を調整しながら3本のネジで固定します。
キャリアベアリングの組み立て
2枚のアルミプレートで軸とベアリング、シャーシ固定用のパーツを挟み込んで固定します。
メーカーサイトの画像を確認してみても何に使うのかわからないパーツが同梱されていたのですが、とりあえず使えそうなのでこのままでいってみます。
ドライブシャフトの取り付け

ドライブシャフトの長さが見当つかなかったので、一度仮組みしてみて現物合わせで実寸を測って注文しました。
使ったのは、フロント側にDeadbolt用のフロント、リア側はDeadbolt用のフロントとC10用のフロントです。
本当はモーターをリア側にもっていきたかったのですが、実際に取り付けてみたところフロント側が微妙に短くてリア側が微妙に長すぎたので、モーターをフロント側にせざるを得ませんでした。
モーターとシャーシのクリアランスが際どかったですが、ギアボックスの向きを微調整して回避しました。
今回のスキッドプレートは3Dプリント製なのですが、ギアボックスを固定するネジを締め込み過ぎてしまい、ネジ穴を少し潰してしまいました。
ギアボックスのぐらつきが気になったので、ギアボックスの余っていたネジ穴を利用して上側からも固定しました。
3Dプリントのパーツはプリント結果に個体差が出ている事があるので(メーカーによりますが)、慎重に組み立てないと思わぬトラブルが発生します。
大手メーカーの成形品と同じ感覚で組まない方が良いですね。