TRX-4MをFuritekの2in1ブラシレスモーターに交換してみた
いずれはTRX-4Mをブラシレスモーター化したいと考えていたのですが、選択肢がいろいろある中で決めかねているうちに時間だけが流れてしまっていました。
そんな中、今使っているGila Monsterシャーシの本家インスタで「INJORAのFAT VIPERを装着するには大掛かりな加工が必要」とのポストが。
これがきっかけとなって選択肢はFuritekに絞られたので、いざブラシレスモーター化となりました。
使ったパーツ
VENOMモーターがセットになったSTARTER 118 2S Brushless Power Systemと迷ったのですが、ESC分のスペースが広くなる恩恵は大きいなと考えてUNITY PROに決めました。
ESC一体型のモーター、セッティング用のBluetoothモジュール、バッテリー変換ケーブルのセットです。
標準のバッテリー接続端子はBECコネクターです。
180モーターと大きさの比較
左は以前から使っていたINJORAの180モーターです。
前評判通り、大きさはほぼ同じですね。
楕円形と円筒形の差があるので断面の高さはUNITYの方が若干高くはなりますが、装着した時の影響はほぼないレベルです。
180モーターと重さの比較
まずはUNITY PROの重さから。
ESC込みでたったの25.5gです。
これはかなり軽い!
一方で、INJORAの180モーターの方は39.1gでした。
この時点で13.6gの軽量化です。
続いてINJORA MB100 ESCの重さです。
こちらは17.1gなので、モーターと合わせると30.7gの軽量化ができます。
リンクロッドより上の位置で30gの軽量化ができるのは、走りにも影響してくるんじゃないでしょうか。
UNITY PROブラシレスモーターの交換方法
取り付けはすごくシンプルで、ブラシモーターからポン付けで交換ができます。
まずはスキッドプレートからギアボックスを取り外します。
ドライブシャフトを外して、ギアボックスを開けます。
ギアを取り出して、ギアボックスに固定されているモーターを外します。
後は逆の手順で取り付けるだけなのですが、UNITY PROには4つのネジ穴が設けられていてモーターを取り付ける向きを選ぶことができます。
360度どの向きにもケーブルを取り回すことができるので、取り付け前にシュミレーションしてみるのが良いと思います。
UNITY PROブラシレスモーターに交換してみた感想
まずは取り付け後のスペースから。
180モーターとほぼ同じ大きさなので、サーボとのクリアランスも問題無しです。
スイッチが増えたものの、スペースを取っていたESCがなくなり配線もシンプルになったので、メカスペースがスッキリしました。
肝心の走りの方ですが、ブラシモーターとは別次元ですね。
超低速から高速までスムーズで、超低速トルクもモリモリでクローリングが段違いに楽しくなりました。
一気にスロットルを開けた時のパンチはかなり強いので、勢いを使ってスタックからも脱出しやすくなりました。
ミニッツ4×4に続いて2個目のFuritekモーター & ESCだったのですが、Micro Comodo & Lizard Proとは少し違ったクセがある印象です。
室内テストでは文句ない動きなので、次は外で走らせてきます。