FCX24の不具合をスチールヘリカルギアに交換して解消
パーツが届いたので、この前のLC CUP前日のコソ練の時に発生したFCX24のリアアクスルの不具合を修理しました。
どんな不具合だったかは、この後に詳しく書きます。
起きていた不具合と原因
平坦な場所では問題なく四輪が動いていたのですが、傾斜を登る時などリアタイヤにトルクがかかるとリアアクスルケース内で空転してタイヤが動かない症状が出ていました。
ドライブシャフトは問題なく動いていたので、スパーギアの不具合を疑いました。
リアアクスルケースを開けてみると予想通り。
ギアの一部が削れていたことでトルクがかかると空転してしまったようです。
思い当たる原因はあって、DJ CRAWLERのシリコンインナーは柔らかすぎるくらい柔らかいので、岩の隙間にタイヤが挟まってスタックしてしまうことが何回かありました。
おそらくこの時に必要以上の力がかかってギアが削れてしまったのだと思います。
使ったパーツ
せっかくリアを交換するならば両方ともと思って、フロント側には9%オーバードライブのヘリカルギアを用意しました。
リア側はノーマルギア比のものです。
ヘリカルギアの交換方法
リンクロッドとドライブシャフトを外して、フロントアクスルケースを取り出します。
サーボを取り外して、左右のCハブも取り外します。
その後、デフカバーのネジ4本を外してアクスルケースを開きます。
ノーマルギアを取り外し、大きい方のベアリング2つは再利用するので外しておきます。
新しいギアにベアリングを取り付けます。
後は逆の手順で戻して片側は完成です。
FCX24のアクスルケースは前後同じ構造になっているので、同じ手順でリア側も交換します。
ヘリカルギアに交換した効果
スチールギアに交換したことで、不具合は無事に解決しました。
フロント側をオーバードライブギアに交換した効果はというと、コンパネ坂の登坂角テストの数値に変化はありませんでしたが、実際のフィールドで走らせると登坂能力が上がっていることが実感できました。
後日動画を撮影したので、またブログ記事を書きます。