Power Wagonではじめてのウェザリング塗装に挑戦

Power Wagonではじめてのウェザリング塗装に挑戦

Power Wagonのレトロの雰囲気は、ピカピカのボディよりボロ感があった方が似合うかなぁと思って、はじめてのウェザリング塗装に挑戦してみました。
やり方はYouTubeとかネット検索で見様見真似ですが、なんとなくそれっぽく仕上がりました。
ちなみに絵と塗装は苦手な方です。

ウェザリング塗装のやり方

いろいろ参考にした上での自己流のやり方なので、あくまで参考までに。
自己責任でお願いします。

ベース作り

ブラウンサーフェイサー

ボディを洗浄したら、まずはブラウンのサーフェイサーで下地を作ります。

アクリル系塗料のクレオス Mr.カラーのダークグリーンでベースとなる色を塗装します。

スクラッチの加工

スクラッチの加工

次に、角や突起にヤスリをかけて下地のブラウンを露出させて塗装の剥がれを表現していきます。
ちょっと粗めのヤスリを使いすぎてボディのイエローが見えてしまったところもありますが、この後の塗装で修正していきます。
400番くらいで地道に削っていった方が良さそうです。

ボディの平面も雨が滴る方向にうっすらと傷をつけておくと、この後の工程で効果が出てきます。

ウォッシング

ウォッシング用の塗料

続いて、ウォッシングで汚れを表現していきますが、今回使った塗料はこちら。
エナメル系の塗料を使うのがポイントです。

ブラック2 : ブラウン1 : グレイ1の割合で混ぜて、適量の溶剤で溶かしていきます。
水で薄めた水彩絵具のような液体を作ります。

これをボディ全体に塗っていきます。
その後にキムワイプに溶剤をつけて拭き取っていきます。
下地をアクリル系塗料で塗っておけば、溶剤で拭き取っても剥がれることはありません。

ちょっと溶剤が多かったですが、全体が汚れたような表現になりました。
溝や最初に傷をつけておいた部分にも塗料が入り込んで墨入れのようになります。

写真を忘れましたが、この後に左右の窓枠をフラットブラックで塗装しました。

ドライブラシ

レッドブラウンをつけた筆をキムワイプの上でかすれるくらいまで塗料を落とします。
その状態でボディを叩くように色をつけていくと錆の表現ができます。

ドライブラシ後

どこに錆がつきやすいかは実車の写真を検索して参考にすると良さそうです。
適当にやってみてもそれっぽくなりました。

筆塗りで書き込み

次にブラウン2 : ブラック1くらいの割合で混ぜた塗料を作ります。
これをボディの角やドアの角などに塗って、塗装が剥げて下地が出た表現を書き込んでいきます。
最初に削りすぎた箇所も修正しました。
今回は筆で描いていく自信がなかったので綿棒を使っています。

筆塗り後

このままだとハッキリしすぎていて不自然なので、もう一度レッドブラウンをドライブラシで叩きつけて境界をぼかすようにします。
書き込みすぎた箇所も誤魔化していきますw

境界をぼかした後

フロントグリルやフェンダーを装着して、レッドブラウンでドライブラシをして錆っぽくしました。
これでひとまず完成です。

完成像

FCX24 Power Wagonのウェザリング塗装完成
FCX24 Power Wagonのウェザリング塗装完成

細かいところが納得いってなかったり、ちょっと不自然なところがあったりはしますが、はじめてならこの位かなという仕上がりにはなりました。
予想通りにこっちのペイントの方がPower Wagonの雰囲気にマッチしていますね。

ウェザリング塗装のポイントは、違う色や表現を何層にも重ねていくことで自然な仕上がりになる気がします。
次にウェザリング塗装をやる機会があった時はもう少しマシにできるかな?

もっと手軽にウォッシングだけでやってしまう方法もあるみたいです。
参考動画を貼っておきます。