クローラーラジコンに使うリポバッテリーのおすすめの選び方と注意点まとめ
ミニッツ4×4のブラシレスモーター化とTRX-4mをパーツから組み上げるにあたり、リポバッテリーを探さなければなりませんでした。
全く知識も経験もないところからのスタートで、いろいろと苦労や失敗があったので、初心者向けのリポバッテリーの選び方などまとめてみました。
ここではクローラーラジコンに使用することを前提で書いていきます。
リポバッテリーとは
リポバッテリー(LiPoバッテリー)は、リチウムイオンポリマーバッテリーの略称で、リチウムイオンバッテリーの一種です。
非常に大きいパワーを発揮しますが、取扱や保管には注意が必要な一面もあります。
取扱方法を間違わなければメリットが大きいバッテリーです。
このあたりは詳しく書かれているサイトが多いので、ここでは割愛します。
リポバッテリーの選び方
リポバッテリーを選ぶ時にチェックするのは大きく4点です。
以下に詳しく解説します。
リポバッテリーのセル数を確認する
使用するESCが何セルまで対応しているかを確認します。
セル数とはバッテリー内に含まれる小さなバッテリーユニットの数を示しています。
スモールクローラーで使用するESCは2セルか3セルあたりが多い気がします。
「2S」や「3S」で書かれています。
容量と大きさを確認する
リポバッテリーにはハンドガンなどで使用される小さい容量のものから大容量のものまでありますが、容量の大きさにバッテリー本体の大きさが比例します。
小さいクローラーラジコンではバッテリーを積むことができるスペースも限られていますので、まずはバッテリーを積むことが可能なスペースの大きさを確認して、リポバッテリーの大きさを確認しながら選びます。
写真で見ると小さく見えても実物は意外と大きいこともあるので、しっかりとサイズを確認した方が良いです。
YouTubeなどを見ると、ミニクローラーの場合は300〜400mAhあたりを使う人が多いような気がします。
接続コネクタの種類を確認する
リポバッテリーの接続端子にはいくつかの種類があります。
ESCにそのまま挿せることは少なく、変換ケーブルを使用する場合が多いです。
ハンダ付けに慣れていれば変換ケーブルを部品から自作したり、バッテリー側の端子を付け替えるなどもできますが、最初は既製の変換ケーブルを使うのが安心かもしれません。
バッテリーと変換ケーブルの両方が揃えられるかも重要なポイントになります。
リポバッテリーと一緒に購入するもの
バランス充電・放電ができる充電器
リポバッテリーに対応していて、バランス充電、放電ができる充電器が必要です。
どれを選んでいいかわからずフォロワーさんに相談したところ、このあたりが良いと勧めてもらいました。
購入するタイミングでタイムセールをやっていたので、G-ForceのGMA465を購入しました。
リポバッグ
リポバッテリーを充電・放電する際は、リポバッグに入れて行うのが鉄則です。
万が一、火が出た時も被害を最小限に抑えてくれます。
いろいろな大きさが売られていますが、いろいろ探したのですが小型バッテリーに使えそうな小さいサイズはこれくらいでした。
バランスコードの延長ケーブル
充電器にバッテリーを直挿しするにはケーブルが短いので、延長ケーブルもあった方が良いです。
いろいろな種類がありますが、使用するバッテリーのセル数に合わせて対応したものを選びます。
バッテリーチェッカー
バッテリーの状態をチェックする為に持っておいた方が無難で便利です。
後ほど書きますが、初期不良チェックにも使えます。
放電ができるタイプなどもあるようですが、一番シンプルなこちらを購入しました。
リポバッテリーを使う時の注意点
ここに書くことが全てではありませんが、重要と思うものをピックアップしてみました。
使い始める前に初期不良のチェック
バッテリーを購入したら、まずは初期不良がないかバッテリーチェッカーで確認します。
少しでもおかしい様子があれば使うのを中止して販売元に連絡した方が良いと思います。
正しい充電・放電、保管を行う
このあたりは当たり前ですが、粗末に扱うと危険を伴うバッテリーなので、事前に調べた方が良いです。
このあたりについて書かれているサイトが多いので、ここでは割愛します。
接続する時はダブルチェックする
逆接(プラスマイナスを逆に接続)すると、一瞬でショートしてケーブルが溶けたりなど危険を伴う状況になります。
バッテリー側と接続先のプラスマイナスが間違っていないか(線の色が同じか)を二度三度と慎重に確認する癖をつけておいた方が安心です。
自分はコネクターにマジックで印をつけて挿し間違いを防止しています。
まとめ
使う前は怖いという印象もあるリポバッテリーですが、選び方と正しい扱い方がわかれば怖いものではありません。
とはいえ、バッテリーを選ぶのも使うのも全てが自己責任にはなります。
近くに詳しい人がいれば相談してみたり、ショップで相談してみるのも最初のとっかかりとして安心できると思います。