ミニッツ4×4 社外サーボ交換とブラシレスモーター化のカスタム方法
YouTubeやインスタで観てから憧れだったけど、本当にそこまでやるか悩んでいたブラシレスモーター化と社外サーボ交換をやってみることにしました。
メカ全乗せ替えとフレーム交換が必要な大改造になりますが挑戦してみます。
ミニッツ4×4はサーボと電池ボックス、ESCと受信機が一体型になった専用設計なので、サーボ交換だけとかモーターだけ交換ができない構造です。
また、それらがメインフレームの一部としても機能しているので、やるからには全部やらないとなりません。
長い記事になりますが、使ったパーツと交換方法をご紹介します。
使ったパーツ
今回はベトナムのFURITEKから販売されているブラシレス化キットを使っていきます。
- FURITEK AKASHI ALUMINUM FRAME
- FURITEK FOLIVORA BRUSHLESS POWER SYSTEM FOR KYOSHO MINIZ-4X4
- LIZARD V2 20A/40A BRUSHED/BRUSHLESS ESC
- MICRO KOMODO BRUSHLESS MOTOR FOR KYOSHO 4X4
- ALUMINUM CNC MOTOR MOUNT FOR KYOSHO 4X4 MICRO KOMODO MOTOR
FURITEK BOLT MICRO SERVO FOR KYOSHO 4X4(後日故障してしまった為、以下に交換)- AS-1アキシャルマイクロサーボモデル用のクイックレスポンスマイクロサーボモデル
ノーマルパーツの取り外し
ホイールとボディマウントを外し、続いて電池ボックスと受信機を外します。
次にモーターとメインフレームを外して、ギアボックスと足回りだけの状態にします。
フレームの組み立て
今回使うAKASHI FRAMEはバッテリートレイと受信機トレイがセットになったアルミフレールです。
飛行機に使用されるグレードのアルミニウムを使っているそうです。
AKASHI FRAMEの重さ
フレームの重さを測ってみると、両側で6g(片側3g)と驚きの軽さです。
以前に使っていたイーグル模型のグラファイト製フレームが片側2gなので重さはほとんど変わりません(ノーマルフレームは片側18gです)
ダンパーマウントの位置
このフレームは前後たくさんのダンパーマウントポジションが選べる仕様になっています。
交換前にノーマル状態と同じ場所を確認しておきます。
上の画像の青丸箇所が純正フレームの時と同じ取り付け位置になります。
フレームの組み付け
特に難しいところはなく、ノーマルフレームと同じ位置に固定していきます。
トレイを固定する為の付属のネジが長めなので、手持ちのM2ネジに交換してもいいかもしれません。
付属のネジはフレーム用とダンパー用の2種類の長さが入っているので、フレームに使うのは短い方です。
ダンパーの取り付け
フレームにダンパーを固定する時は付属のスペーサーを挟みます。
裏側は付属のナットで固定します。
とりあえずはノーマルと同じ場所になるように組んでみました。
ブラシレスモーターに交換
今回使うMICRO COMODOモーターは、ノーマルモーターに比べて小型のモーターで、専用のモーターマウントを使うとノーマルモーターにスペーサーを付けた大きさと同じになる構造です。
まずはモーターをケースに固定しますが、ケースにモーターを入れる時の向きに注意が必要です。
FURITEKのロゴが外側にくるようにして、ケーブルを上から逃す向きで取り付けます。
モーターとケースをネジ2本で固定して、ノーマルのピニオンギアを付けます。
ロゴが外側になる向きでギアボックスにスライドして装着すると綺麗に噛み合います。
ピニオンギアは10Tと12Tが対応していますが、10Tを装着して試走してみると噛み合わせが悪く異音がしたので、12Tに交換したところスムーズに回りました。
モーターホルダーの取り付け
ここで少しつまづきました。
どうやってもモーターのケーブルと干渉するので、ホルダー側を削って装着しました。
かなりキツキツです。
社外サーボに交換
今回はFURITEKのBOLTサーボが手に入りましたが、もしかしたら廃盤かもしれません。
公式サイトの説明によるとAKASHI FRAMEには1/28 MINI-Z用サーボが対応していると書いてあります。
例として、PN RACING Anima HSTG、GL Racing GL003-DMG servo、A11CLS servo、Atomic MRZ HV1820 MG Race Spec Servoあたりが書かれています。
おそらくサイズが合えば大丈夫だと思うので、BOLTサーボのサイズを書いておきます。
BOLTサーボ本体は20×8.5x19mm、取り付けネジの間隔は25mmです。
フレームに取り付ける時に付属のスペーサーを挟むらしいのですが、今使ってるボディにはボディ側にバンパーをマウントするパーツをつけていてサーボと干渉してしまうのでスペーサー無しで組んでみました。
いずれにしろ社外サーボに交換するには5mm程度のボディリフトアップが必要になりそうです。
【追記】
後日BOLTサーボが故障してしまい、SCX用サーボを流用しました。
メカ類の装着
使ったバッテリーと送受信機
PEANUTS Li-Po バッテリー 300mah 11.1V 3s(後日問題が発生した為、使用を中止しました)FURITEK HIGH QUALITY MALE XT30 TO 2-PIN JST-PH CONVERSION CABLE(バッテリー交換に伴い変更)- Tahmazo リポバッテリー LP2S1P360RE
- FURITEK HIGH QUALITY MALE JST-RCY TO 2-PIN JST-PH CONVERSION CABLE
- Corona C4SF-HV SB S-FHxx FHxx 2.4GHz 4ch
- FUTABA 4PM Plus
配線の接続
受信機のCH1にサーボ、CH2にESCを接続します。
ESCにモーターとバッテリーを接続しますが、今回使うバッテリーの端子がXT30なのでJST-PHへ変換するケーブルを使って接続しました。
バッテリーを選ぶ時の注意
ミニッツ4×4フレームのバッテリートレイはかなり小さいので、容量が小さい小型のリポバッテリーじゃないと収まりません。
今回使ったバッテリーの大きさは、45x17x19mmです。
【追記】
後日このバッテリーで問題が発生した為、Tahmazo リポバッテリー LP2S1P360REに変更しました。
こちらのバッテリーの大きさは、40x21x15mmです。
KypomのK6 7.4V 450mAh 35C70Cというリポバッテリーを買ってみたのですが、トレイに収まらずに買い直した経緯があります。
あとはホイールとタイヤを取り付けて完成です。
かなり長い記事になってしまったので、交換した効果や感想は次の記事で書こうと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
つづく